ご挨拶

始めまして、木下総合コンサルティングと申します。記念すべき、初投稿です。

まずは自己紹介がてら、開業するに至った経緯や思いを綴ります。

私は学生時代から社会人至るまで、建築・不動産業界に従事しておりました。中小企業診断士は、サラリーマンとして社内での差別化であったり、リスキリングを目的として取得しましたが、中小企業診断士の取得をきっかけに、経営コンサルという仕事の魅力とやりがいを肌で感じ、独立するに至りました。

若いころから、中小企業の社長と話す機会があれば、とてもワクワクしながら話を聞いていました。また、実家は、家具屋を経営しており、父が3代目社長を務めておりました。そんな、家庭環境のせいもあってか自然と経営への関心が強くなったのだと思います。

話は変わりますが、中小企業診断士は、経営コンサルタント唯一の国家資格です。中小企業の課題を総合的に診断・助言する専門家で、人材難・IT化・経営改善・事業承継等々、非常に多岐に渡る中小企業の経営課題を解決へ導きます。試験は1次(マークシート)・2次(筆記・口述)試験からなり、最終的に実務補修を経て中小企業診断士として登録できます。2次試験は、4社の事例を基に、それぞれの会社の経営課題に対して、机上で助言を行います。実務補修では、実際の中小企業の社長にお会いして、診断報告書を作成します。あくまで机上の試験・補修の上での診断ですが、登録までの期間を通じて経営コンサルタントの価値に気づくことができました。

先ほど申し上げた、私の父が3代目社長として経営していた家具屋は、私が高校生の時に倒産してしましました。たらればですが、その当時、中小企業診断士の持つノウハウや経験を活かすことができていたら、父の会社は倒産せずに済んだのでは?と思うこともありました。リスキリングのために勉強し始めた中小企業診断士試験でしたが、試験や実務補修を通じて、その価値ややりがいに気付かされたのです。

話が色々と飛びましたが、以上が私が中小企業診断士事務所を開業するに至った経緯です。

私は、中小企業診断士として経営に関する専門家ですが、同時に不動産・建築分野の専門家でもあります。企業経営において、不動産・建築分野は、創業期の「事務所や店舗への入居」から、「社宅整備」、「節税対策としての不動産購入」、「CRE戦略」等々、企業活動のなかで切っても切り離せない存在です。

企業経営において悩みがあるときは、一人で解決しようとせず、専門家に相談することがベターです。自身の経験や知識を活用できれば、皆様のお役に立てると思っております。倒産してしまう企業は決してゼロにはなりませんが、少しでも父の会社のような、倒産してしまう企業を増やさないためにも、価値あるコンサルティングができるように、努めてまいります。

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